事例

「住」に関わるサービスを幅広く展開する株式会社アールアンドエーブレインズ。そのなかでも「解体工事マッチング事業」は、近年社会問題として取り上げられることも多い「空き家」や「相続」の解決方法として確実にニーズが高まっています。サイト立ち上げから日々の運営まで社内で完結させていた同社が、なぜクヌギへの依頼を決めたのか、その経緯や成果について伺いました。

弊社ではWebからの問い合わせが集客の大半を占めていますが、行っている施策といえば広告出稿がほとんどでした。しかし問い合わせ数も次第に頭打ちとなり、「何か手を打たなくては」というタイミングで取り組み始めたのがSEO施策です。独学でオウンドメディアを立ち上げ、流入数と問い合わせ数も着実に増えたためSEO施策自体に可能性は感じたものの、それ以上の具体的な見立てが立たずに困っていたところでクヌギさんを紹介してもらいました。

ただ、実は取り組みを始めて数か月は「コンサルティングを受けたところで目に見える効果が出るのだろうか」と疑っている部分もありました。

結論からいうと、クヌギさんに依頼した判断は大正解でした。自分たちでは「せっかく作ったから…」と躊躇してしまっていた既存コンテンツの整理から、制作フローへのアドバイス、Googleのアップデートへの対応など、我々の良さをよく観察したうえで見事にSEO施策に落とし込み、成果に繋げていただきました。

また、お客様がお申し込みの際に抱える不安要素が大きい業界なので、そこに配慮し寄り添った記事作りとSEO的なライティングのバランスの取り方に苦慮していましたが、施策を通してメディアとしての方向性も定まり、結果的にチームの結束力も強まったと感じています。

CVの増加という明確な成果が出たのはもちろんですが、問い合わせの「質」も変わりましたね。良質なコンテンツが増えたことやサイト全体の構成にアドバイスをいただけたことが大きく作用していると思うのですが、私たちの提供するサービスに対するお客様の理解度が明らかに向上し、お申し込みに繋がらない問い合わせが減りました。そのおかげで問い合わせ対応はメンバーに託すことができ、自分はチームのマネジメントなど、より業務の上流部分に注力できるようになったんです。人件費を最適化できただけでなく、マーケティング施策の強化にも繋がり、2つの意味で会社にとって利益をもたらしてくれた。SEO施策でこんな効果まで得られるのかと驚きました。

メディア運用を自社だけで続けていたら、恐らく度重なるアップデートで大変な影響を受けていたと思います。特にYMYLのアップデート（※）ではクヌギさんの的確な指示のおかげで最小限のダメージで済んだ。自社だけだったらと思うと、ぞっとします（笑）クヌギさんは新しい見解やアルゴリズムアップデートに関する分析と対応の速さが並外れています。今後の取り組みのなかで、そうした着眼点を持つための秘訣もぜひ教わっていきたいですね。

※YMYLアップデート・・・Googleが品質評価を行う上で重要視しているお金と生命に該当するジャンルのアップデート