お店のある「カラオケ×地域」ですべて検索結果の1ページ目以内に
株式会社ニュートン
業種 | 総合レジャーサービス |
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課題 | 各店舗における順位のばらつき |
URL | https://www.pasela.co.jp |
「カラオケパセラ」をはじめとしたアミューズメント施設の運営から、ウエディングやレストラン、リゾートホテルまで、幅広い事業を手掛けている株式会社ニュートン。弊社クヌギとのお取り組みは2023年で4年目に突入しました。そんなニュートンの長尾さまに、弊社を選んでいただいた理由や、コンサルが始まってからの手応え、弊社に今後期待することなどについてお話を伺いました。
「カラオケ×地域」の検索順位改善が課題
― まずSEOのコンサル会社に依頼しようと思った背景を伺えますか?
コンサルの導入時、私は別の部署にいたので、少なくともこういう部分があったという点で回答させていただきますね。以前は、広告費に一定以上の予算を割いていたんですが、かけた費用に対して効果が見えにくいのが難点でした。
そうした背景から、資産としても考えられるSEOに費用を充てていくのが合理的だと考えたんですね。 また、カラオケパセラは「カラオケ×地名」で検索したときに、上位にある店舗とそうでない店舗のバラツキがあったこともSEOに注力しようと思った理由の1つです。
たとえば、秋葉原にある2店舗 のうち、上位にでてくる店舗は一番小型で、少し毛色の異なるお店でした。ユーザーの求める店舗情報を検索上位に表示させることができれば、お客様との接点が増えるのではないかと考えました。
▶このお取り組みで上位表示したカラオケパセラ秋葉原電気街店。「カラオケ 秋葉原」などで1位を取得
― 弊社とのお取り組みが始まるよりだいぶ前、他のSEO会社さんとのお取り組みもあったと聞いています。当時のお取り組みについて教えていただけますでしょうか。
当時ご依頼していたSEO会社さんからは、ディレクトリ構造や、大規模な改革のご提案をいただいていました。ただ、当時のパセラのサイトは、いろいろな情報が盛り込まれた非常に複雑な作りになっていまして、当時の体制では進められないほど重たい作業だったので、その会社さんとのお取り組みは1~2カ月だけで終わってしまいました。
― 最初にサイトを拝見したとき、これは大変だぞと思った記憶があります。当初ご依頼されていたSEO会社さんのご提案が悪かった、というわけではないですもんね。
そうですね。次にSEOの会社を決めるとき、複数の会社さんからご提案いただく中で、御社からの提案が一番ビジョンの見えるものだったからと聞いています。
― 長尾さまがWebも担当されるようになったのは、弊社のコンサルが始まってから1年後くらいでしょうか。
そうです。最初は、すぐ隣のチームが担当していたんですけど、傍から見ていて施策が進んでいる感じがあまりしなくて。私がWebを担当することになったとき、いただいた施策に取り組んで効果が出るんだったら、施策をしっかりやり切ろうぜといった話をしました。
そうしたテコ入れをすると、施策も徐々に回り始め、御社から毎月いただくレポートの数字も目に見えて上がってきました。もっと早くから始めていれば良かったなと思っています。
― こちらの推進も弱かったんだろうなとは思うのですが、成果が出て本当に良かったです。
大きな収穫が得られた「本人不在の誕生日会」の提案
― 成果でいうと、カラオケ×地域のキーワードはすべて1ページ目に、コンバージョンの期待値の高いキーワードでも、指標にしたキーワードの取得率が約30%から30%後半になったかと思います。現場の反応に変化はありましたでしょうか?
SEO施策と現場の反応の直線的な相関関係を算出するのは、どうしても難しいところがありました。時期的な要因だったり、コロナのタイミングだったり、仕事の需要が別で発生したりと、変数がかなり多かったんですね。
― 確かに店舗ビジネスだと、Webでの成果との直線的な相関はわかりにくいですよね。
ただ、手応えを感じた施策を一つ挙げるとしたら、「本人不在の誕生日会」のご提案ですね。
もともとパセラでは、好きなアイドルやキャラクターの誕生日をファンの方にお祝いしていただく「勝手にお祝い会」というプランを提供していました。そのプランページが「本人不在の誕生日会」というキーワードでの検索に引っかかっているとご共有いただき、集客をより強化するためのコンテンツ改修をご提案いただきました。
アクセスに関しても相関関係が見られるレベルで数値が上がっていましたし、それに伴って必要な1ページを作れたことは大きな収穫だったと思います。
― 担当した幾田からは渾身の推しの提案だったと聞いています(笑)。それ以外の施策に関する弊社の取り組みについてはいかがでしたか?
以前、YMYLに関するご提案をたくさんいただいていた時期があったのですが、どうしてもご提案どおりの対応が難しいことが多かったんですね。 そうしたときに、別のご提案をいただいて進め続けられたのが非常にありがたかったです。「YMYLの施策以外は考えられない」と言われてしまっていたら、正直なところ、手詰まりになっていたと思います。
リアル店舗の売上につながる施策に期待
― SEOが御社のビジネスに対して、どういった役割を果たしているか、お聞かせいただけるとうれしいです。
やはり知ってもらうところですかね。お客様が店舗を認知してくださる場所って、SNSでの検索や街中の広告など、Google検索以外にも正直いっぱいあるじゃないですか。ただ、検索自体はなくなっていないですし、Googleは利用され続けている。
そうした現状において、お客様の行動や興味につながるキーワードで、うちのブランドやサービスを知っていただける状況が作れたことで、初回利用につながりやすくなりました。それが一番大きかったんじゃないかと。
― ありがとうございます。弊社と長くお取組みを続けてくださっていますが、今後も弊社からの提案やアドバイスが続くとしたら、どういったものに関心がおありですか?
そうですね。うーん、どうだろう。逆にどんなことがお得意ですか?
― 得意・不得意でいうと、Webサービスでのコンバージョンの改善はすごく得意です。ただ、それらをリアル店舗での成果につなげることは、弊社もまだまだ弱い領域で、ご提案しきれていないのかな?とは思いました。
確かに、リアル店舗の成果につながるご提案をいただけるとうれしいです。やはり検索結果を最適化することだけが目的になってしまうと、どうなのかなという部分はあります。来店や利用ニーズにつなげるところを目的としたSEOがあって、その前段として、この施策を持ってきましたといったかたちでご提案いただけると、本当にありがたいなと感じます。
クヌギ担当者からのコメント
担当コンサルタント
幾田
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