幾田
幾田

INTERVIEW #02

<元インハウス>結果オーライではなく「過程」も深く理解したい。インプットとアウトプットの積み重ねで、テクニカル面からSEOを支える。

SEO事業部

幾田 健吾(2020年3月入社)

  • 職種テクニカルSEOコンサルタント
  • 仕事内容Webサイトの内部構造の適正化を図るための施策立案
  • 趣味キャンプ、低山ハイクなどのアウトドア

クヌギなら、マーケターの在り方から具体的な知識まで幅広く身につけられると直感した。

前職では、広告運用などインハウスのマーケターをしていました。CS業務の負担軽減も兼ねて自社サイトのコンテンツの最適化なども担当していましたが、当時から特に力不足を感じていたのがSEOでした。クヌギのことは、SEOのコンサルタント依頼先として当時検討していたため、転職活動を始める前から知っていました。クヌギは、実際転職を考えるにあたってどの企業よりも具体的かつ詳細に、仕事内容や会社のビジョンを丁寧に共有してくれました。特に代表の矢萩さんは、過去のセミナーで、理想論だけでなく、サイト内外の施策に関する情報や、調査方法から実装後の結果まで、具体的かつ丁寧にお話ししており、非常に好感を持ちました。この会社でなら自分の得たい知識を得られるし、クライアントや検索ユーザーのニーズを汲んだ、誠意あるマーケティングに取り組めるのではないかと直感しました。

成果を出すだけでなく「なぜそうなったのか」まで深く理解して説明したい。そのためには、内部施策の知識が必要だった。

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実は、学生時代にもほんの少しSEOを実施していたことがあります。アルバイト先のブログに掲載した記事や、クラウドソーシングサービスで受注した記事で上位表示できたこともあるのですが、いかんせん知識が乏しかったので「なぜ上位表示したのか」が説明できなかった。このモヤモヤは、前職の在職時にも似たような経験があったんです。結果だけを見て満足することもできたと思うんですが、どうも自分は「どうしてそうなったのか」を説明できる能力まで、しっかり身につけたいと考えるような性格だったんですね。そこで、自分にとって特に必要だと認識したのがテクニカルSEOに関する知識でした。現在クヌギでは、テクニカルSEOコンサルタントとして、Webサイトの内部構造の適正化を図るための分析や施策立案を行っており、6~8サイトほど担当しています。具体的な業務内容としては、
・競合分析(市場、検索結果、キーワード等)
・クライアントのWebサイト分析
・Google Search ConsoleやGoogle Analyticsを使用した分析と、改善するための施策立案
・順位下落発生時の原因調査、それに対する施策立案
など、ユーザーへはもちろんのこと、Googleにはどう読まれているのか、解析しづらい構造になっていないかまで深堀りします。コンテンツ制作といった業務と比べると少し地味な印象を受けるかもしれません。しかし、サイトの根幹から分析・設計・提案に携われるので、まさに自分の求めていた知識を日々吸収でき、転職前に抱えていたモヤモヤはかなり解消できました。

インプットにもアウトプットにも十分な時間をかけられるのが、クヌギの魅力。

SEOは日々情報も目まぐるしく変化します。クヌギに入社してからは、インプットとアウトプットとしていくつかのルーチン作業を自身の日課に設けました。担当しているサイトも複数あり、日々の業務にも決して余裕があるわけではありませんが、そこでも、このルーチン作業は欠かしたことがありません。他社ではここまでインプット/アウトプットに十分な時間を割けなかったと思うので、この点は特にクヌギに入社してよかったと感じる部分です。

「クヌギの求人に興味があるけどSEOが未経験だから…」とネックを感じている方でも、課題解決に向けて自らすすんで勉強できたり、新しい視点や思考をスッと受け入れられる柔軟さに自信のある方であれば、とても向いている社風と職場環境だと思います。

クライアントの課題解決に最短距離で貢献できる人材になる。

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SEOには、目先の上位表示というゴールだけでなく、もっと幅広いクライアントへの貢献の仕方があると思っています。自社サイトの課題解決のみならず検索結果全体に対する価値提供と言い換えてもいいかもしれません。

極端な話ですが、もし最終的に自社サイトへの流入やコンバージョンが達成されなかったとしても、「そのキーワードに関して疑問や欲求を抱えているユーザーへ、ほかのサイトも含めた”検索結果全体”で解決させてあげられる状況をつくり出すことが、本来SEOの果たすべき役割なのでは」と最近思うようになりました。例えば、とあるキーワードに関して非常に有益な情報を自社サイトに掲載できた場合、そのコンテンツによって多くの方の課題解決ができれば、ほかのサイトなどで引用や共有いただけることもありますよね。自社サイトにたどり着かなかったとしても、間接的にはユーザーの課題を解決していることになるので、それこそが、本来SEOとして目指すべき姿ではないかな、と感じています。

なかなか極端な例えではありますが、このくらいの広い視野を持って業務に取り組み、クライアントの課題解決への最短ルートを導き出し、実行できる人材になりたいですね。

たどりつくべきユーザーが、たどりつくべき情報を迷わず見つけ出せること。それが担当するクライアントのサイトをはじめ、ほかのサイトや検索結果のパフォーマンスなど、より深い部分から携われるテクニカルSEOコンサルタントの仕事に、とてもやりがいを感じています。

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テクニカルSEOコンサルタントのある一日のスケジュール

  • 09:30

    出勤・Google検索セントラル、海外SEO情報ブログなどから情報収集

  • 10:00

    サイトの状況確認(対策キーワードの順位・施策の実装状況など)

  • 11:00

    調査(サーチコンソール、アナリティクスなどを使った自社分析・競合分析・サードパーティーツールなどを使った分析)

  • 12:30

    ランチ(1時間)

  • 13:30

    午前中の調査の続き

  • 16:00

    調査結果をもとに施策検討

  • 17:00

    資料作成

  • 18:30

    タスク整理・退勤

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