PR 更新日 : 2024.11.11

母子父子寡婦福祉資金貸付制度

母子父子寡婦福祉資金貸付制度は、ひとり親家庭や寡婦の方に対して、生活資金・教育資金・事業資金・医療介護資金・転宅資金などの生活にまつわる様々な費用を、無利子または低利子で貸し出す公的融資制度です。ひとり親家庭の母や父および寡婦の方の経済的自立や生活の安定、扶養されている子どもの福祉増進を図ることを目的としています。

利用対象者は、20歳未満の子供を養育している母子家庭や父子家庭、寡婦です。審査では、収入や資産状況、扶養する子供の数などが総合的に判断されます。貸付期間は資金使途によって異なり、また、返済期間は原則10年以内です。

この制度は、経済的な困難を抱えているひとり親家庭や寡婦の方々にとって、大きな助けとなる可能性があります。しかしながら、ご自身の状況により合った支援制度が他にあるかもしれませんので、そのことも含めて、まずは一度、お住まいの地域の社会福祉協議会に相談をしてみましょう。

母子父子寡婦福祉資金貸付制度 概要表

制度の詳細は、自治体によって異なります。下記表にある情報はあくまで一例のため、利用を検討される方は、お住まいの地域の社会福祉協議会に事前にご確認ください。

実施主体 都道府県などの地方公共団体
目的 経済的な困難を抱えるひとり親家庭や寡婦の方々が、安定した生活を送れるよう支援すること
資金使途 ・修学資金
・就学支度資金
・修業資金
・就職支度資金
・技能習得資金
・医療介護資金
・結婚資金
・生活資金
・転宅資金
・住宅資金
・事業開始資金
・事業継続資金
対象者 20歳未満の児童を扶養している配偶者のいない女子または男子、寡婦のうちで、資金使途ごとに異なる
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・修学資金:児童・子
・就学支度資金:児童・子
・修業資金:児童・子
・就職支度資金:母・父・児童・寡婦
・技能習得資金:母・父・寡婦
・医療介護資金:母・父・児童・寡婦
・結婚資金:母・父・寡婦
・生活資金:母・父・寡婦
・転宅資金:母・父・寡婦
・住宅資金:母・父・寡婦
・事業開始資金:母・父・寡婦
・事業継続資金:母・父・寡婦
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※母:母子家庭の母
※父:父子家庭の父
※寡婦:かつて母子家庭の母だった配偶者のない方等
※児童:扶養されている 20 歳未満の子
※子:扶養されている 20 歳以上の子
選考基準 福祉的な必要性や償還能力等を総合的に判断
上限額 ・修学資金:自宅通学時の国公立大学の場合、月額71,000円など
・就学支度資金:自宅通学時の国公立大学の場合410,000円など
・修業資金:月額68,000円など
・就職支度資金:105,000円など
・技能習得資金:月額68,000円など
・医療介護資金:340,000円など
・結婚資金:320,000円など
・生活資金:生計中心者の場合、月額141,000円など
・転宅資金:260,000円など
・住宅資金:一般時1,500,000円など
・事業開始資金:個人3,470,000円など
・事業継続資金:個人1,740,000円など
借入期間 ・修学資金:修学期間中
・就学支度資金:修学期間中
・修業資金:技能習得期間中の必要月数(5 年以内)
・就職支度資金:ー
・技能習得資金:技能習得期間
中の必要月数(5 年以内) など
・医療介護資金:受療期間中の必要月数(1 年以内)
・結婚資金:ー
・生活資金:技能習得期間中の必要月数(5 年以内) 、受療期間中の必要月数(1年以内) など
・転宅資金:ー
・住宅資金:ー
・事業開始資金:ー
・事業継続資金:ー
据置期間
※元金返済はせずに利息のみを支払う期間
・修学資金:卒業後6か月間又は資格喪失後6か月間など
・就学支度資金:学校卒業後、修業施設での技能習得修了後6か月※修学資金、修業資金と併せ貸しの場合は資格喪失後6か月 など
・修業資金:技能習得期間満了後1年又は資格喪失後6か月など
・就職支度資金:貸付の日から 1 年など
・技能習得資金:知識技能習得期間満了後1年又は資格喪失後6か月中の必要月数(5 年以内) など
・医療介護資金:医療を受ける期間満了後6か月又は資格喪失後6か月など
・結婚資金:貸付の日から6か月など
・生活資金:知識・技能習得修了後6か月又は資格喪失後6か月など
・転宅資金:貸付の日から6か月など
・住宅資金:貸付の日から6か月など
・事業開始資金:貸付の日から 1 年 など
・事業継続資金:貸付の日から6か月 など
償還期限
※返済の期限
・修学資金:10 年以内(専修一般は5 年以内)など
・就学支度資金:10 年以内など
・修業資金:10 年以内など
・就職支度資金:6 年以内など
・技能習得資金:10 年以内など
・医療介護資金:5年以内など
・結婚資金:5年以内など
・生活資金:10年以内など
・転宅資金:3年以内など
・住宅資金:7年以内など
・事業開始資金:7年以内など
・事業継続資金:7年以内など
利息 ・修学資金:無利子
・就学支度資金:無利子
・修業資金:無利子

・就職支度資金・技能習得資金・医療介護資金・結婚資金・生活資金・転宅資金・住宅資金・事業開始資金・事業継続資金:
保証人ありは無利子、保証人なしは年1%

保証人 原則必要
ただし保証人なしでも借入可能
担保 不要
申請期間 随時(制度実施期間中)
申請から支給までの期間 1〜2ヶ月程度
必要書類 収入証明書、住民票、戸籍謄本など
問い合わせ先・申請先 お住まいの地域の社会福祉協議会
注意点 ※相談の目安は、資金が必要な時期の2か月前

※制度の詳細や条件は、自治体によって異なるため、必ず事前にご確認ください

※以下、情報参照元:
母子父子寡婦福祉資金貸付事業について|川崎市

著者 : 株式会社クヌギ

2009年設立。日本クレジット協会 準会員、全国消費生活相談員協会 企業賛助会員。

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