PR 更新日 : 2024.08.13

コンビニATMからお金を借りる 24時間365日対応でスマホATM取引も可能

コンビニエンスストアチェーンは、全国に約56,000店あり、そのほとんどがATMが設置されています。そしてコンビニに設置されたATMを使えば、356日24時間お金を借りることができます。

コンビニATMでお金を借りる方法

コンビニATMから現金を引き出してお金を借りる方法は、「大手消費者金融」「銀行」「クレジットカード」の3種類があります。

コンビニATMでの借入方法 必要なもの 即日借入 一般的な利用限度額 一般的な金利(年利)
クレジットカード キャッシング枠が付帯するクレジットカード 対応 1万円~100万円程度 15〜18%程度
大手消費者金融 ローンカード、または、スマホアプリ 対応 1万円~500万円/1万円~800万円程度 3%〜18%程度
銀行 ローンカード 未対応 10万円~800万円程度 2〜15%程度

上の方法は全て、コンビニへ行く前に、審査を受けて借入契約を締結している必要があります。

カードレスでコンビニATMを使用したい人は、スマホATM取引(ローンカードを使わないでスマホアプリでATMから現金を出入金するサービス)に対応している借入方法を選択しましょう。

余裕がある時には繰り上げ返済をして利息の軽減を目指したい人は、コンビニATMで返済も行える借入方法を選択しましょう。至るところにあるコンビニATMから返済できると、繰り上げ返済を気軽にしやすくなる可能性があります。

なおコンビニATMから借入する場合でも、借入条件が変わることはありません。

クレジットカードを使ってコンビニATMからお金を借りる方法

お手持ちのクレジットカードにキャッシング枠がある場合、提携コンビニATMにクレジットカードを差し込むだけでお金を借りられます。
クレジットカードに対応しているコンビニATMは、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATMです。

キャッシング枠の有無や提携コンビニATMは、カード会社の公式サイトやアプリで確認可能です。

クレジットカードを利用してコンビニATMからお金を借りる流れ

クレジットカードを利用して、コンビニATMからお金を借りる流れは以下の通りです。

  • コンビニATMにクレジットカードを挿入
  • コンビニATMにキャッシングの画面が表示される
  • 借入を選択・暗証番号および取引金額(借入希望額)を入力・
     返済方法を選択(1回・リボ払いなど)
  • クレジットカードと現金の受け取り

消費者金融カードローンを使ってコンビニATMからお金を借りる方法

消費者金融カードローンでも、コンビニATMからお金を借りられます。消費者金融カードローンを利用していない場合、消費者金融の営業時間内に契約手続きまで完了すれば、即日でコンビニATMが利用可能です。

コンビニATMから借入時は、ローンカード、もしくはスマホATM取引を利用することができます。

ローンカードの場合、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATMを利用できます。

スマホATM取引の場合、利用できるのはセブン銀行ATM、および、一部のローソン銀行ATMに限られるものの、契約後すぐに、スマホアプリを使ってコンビニATMを利用することができます。

自身が置かれている状況に応じて、ローンカードもしくはスマホATM取引かを検討しましょう。

利用できるコンビニATM
ローンカード セブン銀行ATM(セブンイレブンなどに設置)
ローソン銀行ATM(ローソンに設置)
イーネットATM(ファミリーマート、デイリーヤマザキなどに設置)
スマホATM セブン銀行ATM
ローソン銀行ATM(※1)

※1 一部のローソン銀行ATMはスマホATM取引に対応していません。

なお、コンビニATMでスマホATM取引を利用できるのは一部の消費者金融カードローンだけです。スマホATM取引をしたい方は、契約するカードローンがスマホATM取引に対応しているのかを確認しましょう。

審査 金利 セブン銀行
ATM
ローソン銀行
ATM
アコム 最短20分 3.0%〜18.0% ×
アイフル 最短18分 3.0%〜18.0%
プロミス 最短3分 4.5%〜17.8% ×
SMBCモビット 最短15分 3.0〜18.0%
レイク 最短25分 4.5%〜18.0% ×

消費者金融カードローンを使ってコンビニATMからお金を借りる流れ

コンビニATMで消費者金融カードローンを利用する、一般的な流れは以下の通りです。

【ローンカードでコンビニATMを利用する手順】

  • ローンカードをコンビニATMに挿入
  • コンビニATMの取引画面で暗証番号を入力・「出金」または「お借入」を選択・取引金額(借入希望額)を入力
  • コンビニATMからローンカードおよび利用明細書・現金を受け取る

【スマホアプリでコンビニATMを利用する手順】

  • スマホアプリの画面で「スマホATM取引」を選択
  • コンビニATMの取引画面で「スマートフォンでの取引」または「お借入」を選択
  • コンビニATMの取引画面に表示されるQRコードを、スマホアプリで読み取る
  • スマホアプリの画面に表示される「企業番号」「ワンタイム暗証番号」を、コンビニATMの取引画面に入力
  • コンビニATMの取引画面に取引金額(借入希望額)の入力
  • コンビニATMから現金を受け取る

借入をする時には、契約時に設定した暗証番号をコンビニATMの取引画面に入力する必要があります。

スマホアプリを使ってコンビニATMから借入する場合、スマホアプリとコンビニATMの画面を交互に操作して手続きを進めていきます。途中で電源が切れないようにスマホの充電を確認しておきましょう。

銀行カードローンを使ってコンビニATMからお金を借りる方法

銀行カードローンのローンカードを使えば、コンビニATMからお金を借りられます。また一部の銀行カードローンでは、キャッシュカードを使ってコンビニATMで借入できます。
銀行カードローンに対応しているコンビニATMは、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATMです。

提携コンビニATMは、銀行の公式サイトやアプリで確認可能です。

銀行カードローンを使ってコンビニATMからお金を借りる流れ

コンビニATMで銀行カードローンを利用する、一般的な流れは以下の通りです。

【ローンカードでコンビニATMを利用する手順】

  • ローンカードをコンビニATMに挿入
  • コンビニATMの取引画面で暗証番号を入力・「出金」または「お借入」を選択・取引金額(借入希望額)を入力
  • コンビニATMからローンカードおよび利用明細書・現金を受け取る

【スマホアプリでコンビニATMを利用する手順】

  • スマホアプリの画面で「スマホATM取引」を選択
  • コンビニATMの取引画面で「スマートフォンでの取引」または「お借入」を選択
  • コンビニATMの取引画面に表示されるQRコードを、スマホアプリで読み取る
  • スマホアプリの画面に表示される「企業番号」「ワンタイム暗証番号」を、コンビニATMの取引画面に入力
  • コンビニATMの取引画面に取引金額(借入希望額)の入力
  • コンビニATMから現金を受け取る

借入をする時には、契約時に設定した暗証番号をコンビニATMの取引画面に入力する必要があります。

スマホアプリを使ってコンビニATMから借入する場合、スマホアプリとコンビニATMの画面を交互に操作して手続きを進めていきます。途中で電源が切れないようにスマホの充電を確認しておきましょう。

コンビニATMで借入するときの注意点

メンテナンスなどによって利用できない時間帯がある

コンビニATMは基本的に24時間365日いつでも利用可能ですが、システムメンテナンスが行なわれている時間帯はすべての手続きを行なえません。セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンに設置されているATMは、以下の時間帯に定期のメンテナンスを実施しています。

【各コンビニに設置されているATMのメンテナンス時間】
ATMの種類 定期のメンテナンス時間
セブン銀行ATM(セブンイレブンなどに設置) ―(定期のメンテナンスなし)
ローソン銀行ATM(ローソンなどに設置) 毎日3時~4時のうち15分程度
毎月第2土曜日21時~翌7時
イーネットATM(ファミリーマートなどに設置) 毎週日曜日0時~翌7時
ゆうちょATM(一部のローソンに設置) 23時55分~翌0時5分
第3月曜日の0時~7時

セブン銀行ATMだけは定期的なメンテナンスを行なっておらず、原則24時間利用できます。一方で、ローソン銀行ATMやイーネットATMは、特定の曜日の深夜から早朝にかけて利用できない時間帯があります。利用時間と重なる場合は、朝の7時以降の利用、または他のコンビニATMの利用を検討してみてください。

また、金融機関のメンテナンスによって夜間や早朝の時間帯にコンビニATMから借入できない場合もあります。また、金融機関によってはコンビニATMの取扱なし時間を設定している場合もあります。利用する金融機関の公式サイトでコンビニATMのメンテナンスや取扱の時間を確認しておきましょう。

借入・返済時には手数料が発生する場合がある

コンビニATMで借入や返済をする際には、利用するサービスや時間によっては、1回の取引ごとに最大で220円(税込)の手数料がかかります。

【発生する手数料】
取引する金額 手数料
1万円以下 110円(税込)
1万円超 220円(税込)

参照元:e-Gov「利息制限法施行令

コンビニATMで取引する金額が1万円以下の場合は110円(税込)、1万円を超える場合は220円(税込)の手数料が発生します。手数料は取引の回数に応じて手数料も高くなるので、必要な金額が決まっているならできるだけまとめて手続きしましょう。

なお、取引時に発生する手数料は借入額として清算されるため、借入する金額から差し引かれることはありません。たとえば、20,000円を引き出す場合は220円(税込)の手数料が発生しますが、手数料分は借入額に加算され、20,220円を借入した扱いになる仕組みです。

イーネットATMでは利用手数料が無料になる場合がある

イーネットATMでキャッシングする場合、ATM利用手数料が無料になる場合があります。手数料無料の条件は銀行ごとに異なるため、事前に確認しましょう。

【イーネットATMの手数料無料の条件例】

  • みずほ銀行
  • みずほマイレージクラブのステージに応じて最大月3回目まで、利用手数料・時間外手数料が無料

  • 三菱UFJ銀行
  • 毎月25日と月末日※の8:45~18:00は利用手数料が無料
    ※25日と月末日が銀行休業日の場合は、前営業日

  • 三井住友銀行
  • 毎月25日と26日※の8:45~18:00は利用手数料無料
    ※25日と26日が土日・祝日になる場合、25日は前営業日、26日は翌営業日

コンビニATMでは1日あたりで出金できる金額に上限が設けられている

コンビニATMで1日あたりに出金できる限度額は、一般的に50万円に設定されています。限度額を超えるお金が必要な場合は1日では必要額が引き出せないため、お金を引き出すタイミングや期間に余裕を持たせましょう。

また、コンビニATMでは「1回」の取引で出金できる限度額も定められています。1回の取引で出金できる限度額は10万円~50万円です。1回あたりの出金限度額を超える場合は、複数回に分けて取引する必要があります。

【コンビニATMごとの出金限度額】
ATMの種類 出金限度額
セブン銀行ATM(セブンイレブンなどに設置) ・1日あたりの上限:ローンカードは50万円、スマホATMは10万円
・1回あたりの上限:10万円
ローソン銀行ATM(ローソンなどに設置) ・1日あたりの上限:50万円
・1回あたりの上限:20万円
イーネットATM(ファミリーマートなどに設置) ・1日あたりの上限:各金融機関によって異なる
・1回あたりの上限:20万円
ゆうちょATM(一部のローソンに設置) ・1日あたりの上限:50万円
・1回あたりの上限:20万円

ちなみに、1回あたりの 借入れ可能単位は、セブン銀行ATMは1,000円、ローソン銀行ATMは10,000円、イーネットATMは1,000円です。

コンビニATMで借入するときのQ&A

コンビニのマルチメディア端末からは借入できないの?

各コンビニの店舗に設置されている、商品やチケットの予約や購入、各種支払いなどが行なえる各メディア端末から借入することはできません。セブン銀行はマルチコピー機、ローソンはLoppi、ファミリーマートの場合はFamiポートがマルチメディア端末として設置されていますが、いずれも借入には対応していないからです。

なお、以前はローソンのLoppiおよびファミリーマートのFamiポートが無担保ローンやキャッシングの返済に対応していました。しかし2022年9月時点で、いずれのマルチメディア端末でも返済を行なえるサービスが終了しています。コンビニで借入をする時にはコンビニに設置されているATMから行いましょう。

セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン以外に設置されているコンビニATMは利用できないの?

セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン以外のコンビニに設置されているATMであっても、基本的に借入可能です。

【各コンビニおよび設置されているATMの種類】
各コンビニ ATMの種類
ミニストップ イオン銀行ATM
デイリーヤマザキ ゆうちょ銀行ATM
イーネットATM
ポプラ イーネットATM

一般的には、各コンビニの店舗によってイーネットATMまたは銀行のATMが設置されている傾向があります。ただし、イーネットATMが設置されていても、コンビニの店舗によって利用できるサービスが異なる点に注意が必要です。

セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン以外のコンビニを利用するなら、その店舗に設置されたATMで手続きができるかを事前に確認しておきましょう。

著者 : 株式会社クヌギ

2009年設立。日本クレジット協会 準会員、全国消費生活相談員協会 企業賛助会員。

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